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ホメオパス:あらかわとしこ

 

ハーネマンアカデミー・オブ・ホメオパシー 13期生

 

 

 ホメオパシーに興味を持ったきっかけは、ある雑誌の「自分治癒力を高めよう!」という特集の中で、「摩訶不思議でまるごとの私を癒す自然療法」として紹介されていた記事から。

 

 病院や薬が苦手な私は、

まるごと私を癒してくれるの?

こんな小さな砂糖玉で何ができるの?

ちょっとした症状にはこれで対処できるかも!

と、これまで聞いたことがなかった療法のセルフケア講座を受けたのでした。

 

 ホメオパシーは私が想像していたものとは違っていました。

 例えば、一人の人に周期的な頭痛と花粉症と口内炎ができやすいという症状があったとします。現代医療的には、頭痛が起きたら頭痛薬、花粉症の時期には花粉症の薬、口内炎ができたら口内炎パッチに頼ってしまうでしょう。私もそうでした。

 

 しかしながらホメオパシーでは、その人の症状はその人を表現する大切なものとして捉え、個々の症状を別々のものとしてではなく、内的な不調和が心身に表れたのものであると考えます。ですので、その人の全体を観て一つのレメディを選ぶのです。

 

  これを学んだとき、まるごとの私を癒すという意味がわかりました。その人を表すレメディが個々の症状だけでなく、その人全体を癒していくのです。

 

 その時その時の症状をただ抑えたり緩和したりするのではなく、なぜ症状が表れるのかを考え、自身の内側にある問題を見つめ、気づきをもって解決されていく過程は、そのまま個人の成長となっていきます。本当はレメディが癒しているのではなく、自分自身で治癒の道筋を辿っているのです。

 

 こうしたホメオパシーの癒しの道が少しでも広まり、健やかで穏やかな暮らしのお役に立てればと思い、活動しています。

 

 

ホメオパス レメディ